論文を読み解くシリーズ『褒める子育てとその後』
今回は論文をもとに私の個人の見解も伝えていくコラム風でいきますw
*これは個人の感想です。
現代の教育論の流行は褒める育児である。
褒める育児の利点は自己肯定感を高めるという点であるが、私はもっぱら叱られて育った人間で全然褒められた記憶はない。
(両親はかなりキャラが濃くて怒ると怖く頭ごなしに叱るタイプw)
それでも、そこそこ自己肯定感なるものは高いと思うし、モチベーションも人並みには高い。
(興味のあることに関しては。。。笑)
子ども(特に児童期)の褒められる経験は、「結果が適切である」ということの確認や存在価値の肯定に繋がり、大人に受容されたという安心感を得られ、自尊感情やモチベーションに良い影響を与えることがわかっている。
これは、私も母親なので日々ひしひしと感じている。
褒める育児については人並みに知っていたし、叱るよりは良い効果があるのなんて明らかだから、私も旦那も常日頃から子供たちを褒めたたえている。
褒められて嬉しい子供たちは、より褒めてもらおうとさらに親の期待に応えようとするのである。
おかげで、長男はまっすぐで明るい子に育ち、次男はジャイアンながら人並みに成長している。
(ジャイアンの褒めるところを見つけるのは大変wつい怒りがちだから)
しかし、褒め方を間違えれば、調子に乗りすぎてしまったり、褒められることを目的として行動してしまうなどのデメリットもある。
よくドラマに出てくる(私は超ドラマ好きw)表向き優等生で実は超絶いじめっ子のにっくき奴はこのタイプなんであろう。
実は長男も褒められたいがために頑張りすぎたり、私の顔色をうかがっているのではないか?という瞬間はある。
人の顔色ばかりうかがう人間や成功体験ばかりでプライドばかりが育っては本末転倒であるから、褒め方というものは本当に難しい。
じゃあ、具体的な褒め方を教えろと思うかもしれないが、調べれば調べるだけ場面により違うことがわかったため、自分で調べてください(笑)
昨今でゆとり世代が大人になり社会に出だした。
(私は残念ながらゆとりではないので、概ね年齢がバレるw)
彼等はまさに褒められ育児の先駆けであるが、私たちお姉さん世代(笑)よりは成功体験が多く、失敗体験が少ないと言われている。
もちろん叱られる回数が少なくなっているわけだから叱られることに対する抵抗感が強いようだ。
しかし、社会に出れば自分より叱られた世代が明らかに多く、親ほど違う上司とは教育における概念も相当違うため、若者は苦しむことになるだろう。
今回、論文を読んでいてわかったことは、ただ褒めるだけではだめということだ。
褒めるということも難易度が高いのに、叱るということは褒めるよりも精神的にも肉体的にもエネルギーを要し難易度がさらに高い。
ちなみに、叱ると怒るの線引きも違いますよね。
次回は、そこら辺を勝手に語りますね
(偉そうに語るなというコメント禁止w)
*これは個人の感想です。
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